誰しもが平等に持っている貴重な資源、それが『時間』です。
人が生きている限り私達が持っている時間は、誰でも1日は24時間であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
『可処分時間』とは?
可処分時間とは、”自分の裁量で自由に使える時間のこと”です。
人の生活において、1日のうちにはいろいろなことをやらなければいけません。食事をしたり、身支度を整えたり、仕事をしたり、掃除をしたり、勉強をしたり、友達と遊んだり、子供がいれば子供の面倒をみたりする必要もあります。
私達が持つ1日24時間のうちで、絶対にやらなければいけないこと(※身支度、食事、仕事、家事、睡眠など生活維持に必要な時間)を差し引いた後に残る、自由に使える時間が可処分時間です。
私達はその可処分時間を使って、友達と会ったり、テレビを見たり、ゲームをやったり、自分の趣味に没頭したり、自己学習の勉強をしたりします。
可処分時間が多い程、自分が自由に使える時間が増え、人生の満足度が高まることは言うまでもありません。
サラリーマンの可処分時間は何時間?
やや古いデータですが、ビジネスマン・OL400人に聞く「私の可処分時間」(シチズン)によると、サラリーマンの平日における可処分時間は2.6時間です。
睡眠を除いた1日の活動時間を16時間とすると、可処分時間は16%程です。もし、あなたがサラリーマンをやっていて仕事がつまらないと思っているとしたら、最大84%の時間(※実際にはもうちょっと少ないでしょうが)をつまらないと感じ、過ごすことになります。こんな状態が長く続けば、モチベーションが下がるのも当然かと思います。
この数字はサラリーマン時代の管理人の実体験とも合致しており、仕事が忙しくなると1日のうち自分のために使える時間というのは、確かに2時間前後だったと思います。
当時「もっと自由に使える時間が増えればいいのに…」と常々思っていましたが、定期的な収入のある仕事があるとしても、1日のうちに自分のために使える時間は2時間しかないというのは、到底満足できるものではありませんでした。
あなたが「起業したい」と思っている本当の理由は?
前述したように、サラリーマンをやっていると平日の可処分時間は2.6時間しかありません。
多くの人が起業に興味をもつ理由は、『起業して、お金を儲けたい、稼ぎたい』といったものですが、実のところはそれ以上に『自分の時間を自由に使いたい』=(可処分時間を増やしたい)という気持ちの方が強いのではないでしょうか。
なぜこんなことを聞くかというと、ここでの答えによって、あなたがどういうビジネスモデルで起業をするべきかの決定に大きく影響するからです。
あなたが欲しいのは「お金」か「時間」か?
この起業の動機の部分は、ビジネスモデルを選ぶときに、とても重要な判断基準になります。
どちらが正しい・間違っているではなく、自分にとっての起業の目的は、お金なのか時間なのか(※当然、最終的には両方欲しいのでしょうが、どちらか1つと言われたらどちらを選ぶか)を決めておくと、自分がどういうビジネスモデルで起業をするか決断をするときに、役立ちます。
ここでの動機とビジネスモデルのタイプが合致していないと、起業しても不満やこんなはずじゃなかったという後悔に繋がってしまいます。理想的なIT起業を実現させるためにも、「可処分時間」という観点から、ぜひ一度考えてみて下さい。
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