2013年6月2日(日)に、武蔵野学院大学でシリコンバレーの連続起業家が、無料セミナーを行うそうです。テーマは、顧客開発です。
専門職の人がIT起業をするときに気をつけなければいけないこと
エンジニアやデザイナーなどスキルを持った人達がIT起業をするときに、特に気をつけなければいけないことがあります。
それは、「自分の専門」だけで考えないこと。
前職が専門職の人達は、「自分は技術があるから」という理由で独立する人がいますが、そのパターンで起業をすると間違いなく苦労します。
なぜなら、起業における「集客」と「販売」の重要性について全く認識できていないからです。
起業家に必要な3つの行動
専門職から起業家になるとは、大きな変化を伴うことです。大企業での分業制の業務に慣れ、今までの仕事のスコープで考えていると、「こんなはずじゃなかった…」という事態に陥りがちです。
以前に、「起業したいけど、起業できない理由。起業の本質は、3つの行動にある」に書いたように、起業は3つの要素で成り立っています。これは、どんなビジネスでも全く同じです。
- 起業家は『顧客』を作らなければいけない。
- 起業家は『商品』を作らなければいけない。
- 起業家は『販売』をしなければいけない。
あなたが専門職でどんなに高い経験や技術、資格を持っていようが、素晴らしいプロダクトを持っていたとしても、肝心のお客さんを創れなければ、ビジネスとして成り立ちません。
多くの人が起業で失敗する一番の原因は、「こういう問題を解決しよう!」「こういうプロダクトを作ろう!」と商品に関する部分を決めたはいいが、集客と販売については、ほとんど全くと言っていいほど考えられていないことです。
集客と販売についての計画を持っていないと、顧客を作ることができないために、必ず起業は失敗します。
それだけ、起業の成功とは、『集客と販売の成功にかかっている』のです。
今回の無料セミナーでは、シリコンバレーに留学されたシリアルアントレプレナー(連続起業家)が講師なので、IT起業をやるために必要な集客と販売の考え方を学んだり、具体的な方法を勉強したい方にとって、貴重な学びが得られる機会です。
2013年6月2日(日)武蔵野学院大学にて開催されます。セミナー参加費は無料です。
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