起業や新しいことを始めるときは「自分が情熱を持っている事でないとうまくいきません。」
人間は、本当に情熱を持っていることでないとモチベーションが続かずに、途中で諦めてしまいます。
モチベーションは、ビジネスを前に進める為のアクセルになるものです。ビジネスを成功させる重要な要素であるモチベーションを高める為には、自分が心底やりたいと思っている事をやるのがベストです。
自分を知るために、『やりたいこと・やりたくないことリスト』を作る。
自分が心底やりたいと思っていることを、より具体的にする方法が『やりたいこと・やりたくないことリスト』の作成です。
『やりたいこと・やりたくないことリスト』を作るには、自分がやりたいこと、やりたくないことをそれぞれ箇条書きで書いていけばいいだけです。簡単ですね。
ここで最も重要なのは、内容よりも数です。
単に「やりたいこと・やりたくないことリストを作れば良いんだ。」ではなく、「やりたいこと、やりたくないことの数」が重要です。自分の方向性をつかむ為には、ある程度の数が必要不可欠なので、最低でも50個は書きます。やりたい事50個、やりたくない事50個ずつです。
「やりたいこと・やりたくないことリスト」の作成とは、いわば自分の棚卸しです。
これは「やれば誰でも出来ること」なんですが、改めて50個出すというのをやってみるとかなり苦労します。面倒くさい作業だし、時間もかかります。
『多くの人はこんな面倒くさいことをやりません。人間は面倒なことが嫌いです。』
でも、起業家であるあなたにとっては、『やりたい・やりたくないことリストが自分のビジネスを作る大事な設計図の1つ』なので、自分のビジネスを自分で生み出したければ必ずやって下さい。
自分の頭を使って創った、やりたいこと・やりたくないことリストは、あなたがこれから向かう場所を指し示すレーダーとなってくれます。
「やりたいこと」を出すには、「やりたくないこと」から考える。
「やりたいこと」がなかなか思い浮かばないときは、先に「やりたくないことから考える」のが効率的です。
やりたいことはなかなか思いつかなくても、やりたくないことならすぐに思いつくのが人間です。
まずは、今の自分の状況から、やりたくないことを1つずつピックアップしてみて下さい。
やりたくないことを見ているうちに、だんだんとやりたいことのイメージが浮かんできます。
自分の「やりたい・やりたくない」から生まれる独自性
ビジネスには、オリジナリティが大事です。他と一緒、他と同じことに価値はありません。
ビジネスが持つオリジナリティとは、そのビジネスをやっている人から滲み出てくるものです。
「やりたい・やりたくない」と言うと一見わがままのように聞こえるかもしれません。しかし、このわがままこそが、あなたのビジネスの独自性に繋がっていくのです。
どっかの誰かがやっているようなコピービジネスをやるのではなく、自分のビジネスを創りたいと考えている人は、必ず『やりたいこと・やりたくないことリスト』を創って下さい。