これは、久しぶりに『欲しい!』と思ったデバイス。オキュラスリフト(oculus rift)という商品です。
オキュラスリフト(oculus rift)って何?
オキュラスリフト(oculus rift)は、没入型3Dヘッドアップディスプレイと呼ばれるデバイスです。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)と言うのは、頭にガチャっとメガネのようにつけるヘッドマウントディスプレイ(HMD)の1種で、HMDとHUDの違いは、HMDは顔を動かした時でも視点が変わらないのに対し、HUDは人の顔の動きに応じて画面内の視点が変わる、という点です。
この、HUD特有の『人の顔の動きに応じて画面内の視点が変わる』という機能があることで、今までにない没入感を体験することができるわけです。
こんな感じのもの。
かなり重そうに見えますが、220グラムなので、それ程でもなさそうです。
このオキュラスリフトの凄いところは、ちょっと大きなメガネのようにかけるだけで、様々な非日常の世界をあたかもその世界の中に実際にいるような体験が簡単にできてしまうところです。
Oculus Rift Development Kitのスペック
Oculus Riftのスペックは、こんな感じです。WindowsやMac、一般的なゲーム機で使えます。
- 視野:対角110度、左右90度
- ヘッドトラッキング:低レーテンシー6軸
- 解像度、3D:1280×800(片目につき640×800)、ステレオ3D対応
- 接続端子:HDMI/DVI、USB
- 本体重量:220グラム
- 対応デバイス:Windows PC、Mac、PS3(予定)、XBOX360(予定)、各種デバイス
現在は主にゲーム用として使われることを想定していますが、ゲームだけでなく様々な用途に応用が可能なデバイスです。
オキュラスリフトを使った人はどうなるか?
オキュラスリフトをかけている人の体験動画です。
リアクションが凄まじくなるのは、1分10秒あたりから。
倒れそうになっているので、『ホントに?』と思うほどの反応をしてますね。
オキュラスリフトを購入するには?
現在販売されているのは開発者用のみですが、開発者でなくても、クレジットカードかPaypalのアカウントを持っていれば誰でも、オキュラスリフトのサイトから購入できます。
サイトは英語のみです。ただ、一般的なネット通販と同様に、住所、氏名を入れるだけのごく簡単なものなので決して難しくはありません。日本への発送も問題なく行ってくれます。
気になる金額は、オキュラスリフト本体価格と送料込で356USドルで購入できます。リーズナブルな価格かと思います。
オキュラスリフトが創る未来
オキュラスリフトが普及するには、まだまだ様々な課題があるのですが、これらの問題は徐々に解決していき、いずれは多くの人に使われるデバイスになっていきます。
オキュラスリフトのような新しい機器というのは、今はまだ一部の人にしか知られていないけれども、その機器を使ったことで価値のある体験ができるのあれば、ある時から突然多くの人が使い始めたりするわけです。
私は、オキュラスリフトのようなHUDは数年後には、多くの人が使い始める可能性がかなり高い機器だと考えています。
こういうものを使って、あなたの商品やビジネスを創ることはできないでしょうか?
世の中にある様々な材料を見て考えてみると、あなたにあった良いビジネスアイデアが生まれるかもしれません。