新しくブログやWebサイトを作ったら、次に必要になるのはトラフィックです。トラフィックを増やすためのアクセスアップを考えたとき、はてなブックマークを避けては通れません。
しかし、新しい記事を書いても「スグには、はてなブックマークされない…」のが現実です。
始めたばかりのサイトは知名度も認知もないですし、知られていたとしてもそもそもブックマークするような価値が有るのかどうかも疑わしいですよね。
今回は、そんな時に使える『全くの0からサイトを作った時に、初めて”はてなブックマーク”をしてもらう体験』を生み出す方法についてお話します。
すべてのスタートは、『人』から始まる。
IT起業アカデミアでは何度も話していますが、ビジネス構築の基本は、
『商品(プロダクト)を作る前に、顧客(ユーザー)を作ること』
これが絶対に守るべき鉄則です。この順序を間違えて、失敗していった先人達は数知れません。あなたが同じ轍を踏まないためにも、まずはユーザーを作りましょう。
今回の場合だと、ユーザーとは『はてなブックマークをしてくれる人』です。
『全くの0から、はてなブックマークの数を劇的に増やす』手順
0.必要なものを準備する。
これからその方法をお話しますが、その前に準備しておくことがいくつかあります。下記のものは必要なものなので、予め準備しておきましょう。
- これから書こうとしている記事のテーマジャンル(グルメ、旅行、など一般的なカテゴリ)
- Twitterアカウント(既にいくつかツイートされていること)
準備できましたか? できたら、次に進みます。
1.『はてなブックマークをしてくれる人』を探そう。
では、『はてなブックマークをしてくれる人』を探しましょう。『はてなブックマークをしてくれる人』はどこにいるでしょうか?
もちろん、はてなブックマークです。
はてなブックマークに行って、あなたがこれから書こうとしているテーマジャンルと同じ記事を探しましょう。右上にある検索欄に、予め用意したカテゴリ(グルメ、旅行等)のキーワードを入れれば、今までブックマークされた記事がたくさん出てきます。
いくつか見てみて、これから書こうとしているテーマジャンルと同じような記事を見つけたら、その記事のタイトルの右側にある43 Users等と赤字で書かれたリンクをクリックして下さい。
43 Users等と書かれたリンクが、その記事がブックマークされた数を表しています。そのリンクをクリックして、記事詳細のページが表示されたら、”すべてのブックマーク”タブをクリックします。
すると、その記事をブックマークしたユーザーの一覧が表示されます。
そのユーザーID一覧をメモして、Twitterのプロフィールページを見てみます。
http://twitter.com/ユーザーID
です。表示されない人もいると思いますが、いくつかやってみると、アカウントが存在する人を見つけられるはずです。最近のつぶやきなども見てみて、Twitterをアクティブに使っているかどうか確認しましょう。
Twitterをアクティブに使っているようなら、その人こそあなたが探し求めている人です。
『Twitterもはてブも頻繁に使っていて、あなたのテーマジャンルに興味のあるユーザー』
この人が、あなたと、はてブをつないでくれる救世主です。
2.『はてなブックマークをしてくれる人』をフォローしよう。
敬意を表して、ぜひフォローさせてもらいましょう。あとは、彼(彼女)が、あなたがツイートしている内容を見て、あなたに興味を持ってくれることを祈るばかりです。
幸運にも興味を持って貰えれば、あなたのTwitterアカウントをリフォローしてくれることでしょう。
これを何度か繰り返し、『Twitterもはてブも頻繁に使っていて、あなたのテーマジャンルに興味のあるユーザー』の10数人程度にフォローされた状態にして下さい。
これで、準備完了です。
3.記事を書こう!
次に、予め用意したテーマジャンルの記事を執筆しましょう。もう、あなたの記事に興味を持ってくれる人は誰なのかわかっています。あとは、あなたが記事を書くだけです。
目の肥えた彼らに差し出すわけですから、中途半端なクオリティではブックマークしてくれません。彼らを満足させられるように、質の高い記事を書きましょう。
4.記事を投稿し、Twitterで告知しよう!
記事がかけたら、ブログやサイトに投稿し、あなたのTwitterアカウントで、記事を更新したことを彼らに伝えましょう。
5.いざ、ブックマーク!
ここまできたら、ブックマークされるかどうかは、あなたが書いた記事次第です。
彼らの満足いくものであれば、必ずブックマークしてくれます。
これを何度か繰り返すことで、はてなブックマークの数は増えていきます。ホッテントリを目指して、良い記事を書くことに専念しましょう!
『ユーザーの興味と、提供できるコンテンツを繋げる』ことがインターネットの本質だ
インターネットの歴史とは、すべからく『“人”と”興味”を繋げてきた歴史』です。
ポータルサイト、掲示板、質問サイト、検索エンジン、リコメンドエンジン、検索連動型広告、ブログ、SNS、これらはすべて、ユーザーがどのようなことに興味を持ち、その興味をいかに満たすか、そのために必要なものは何か?という思考で設計されたサービスです。
表面的なサービス提供の仕方は違いますが、すべては人の興味を満たすために存在するものです。
リーンスタートアップで例えると
今回やったことは、プログラム等は使っていませんが、『手作業でユーザーとユーザーの興味が繋がる』ようにしたということです。
あなたがプログラミングができるのであれば、このロジックを元にプログラムを書くこともできるでしょう。この方法は、はてぶ以外にももちろん使えます。
『今回のように思いついたアイデアをまず、手作業でやってみて、効果があるか確かめる』
これがリーンスタートアップで言うところのMVPです。コードやサービスなどの形をなしてはいませんが、これが最小のサービスです。
リーンスタートアップの課題仮説と提供価値で考えると、次のようになります。
課題仮説
【ユーザ】:新しくWebサイトやブログを作ったサイトオーナー
【課 題】:サイトのアクセスアップに困っている。アクセスアップにははてブが有効だと知っているので、はてブをして貰いたいと思っている。
という課題仮説に対して、
提供価値
『Twitterもはてブも頻繁に使っていて、サイトオーナーのテーマジャンルに興味のあるユーザー』を見つけて繋げられれば、問題を解決できる。
というのが、提供価値です。
コンシューマにとってはお金を払うほど痛みのあるテーマではないと思うので、果たしてビジネスになるのかはやや疑問ですが、この課題仮説が証明できれば、実際にコードを書くプロトタイプ開発に着手することができるわけです。
インターネットで価値を生み出すということ
インターネットにおいて『人と”人の興味”を繋げること』は価値を生み出す源泉です。サービスのアイデアを考えるときは、ぜひ何かと何かを繋げてみて下さい。何かと何かを繋げれば、そこには必ず価値が生まれます。
その価値が何なのか、あなたが気づきさえすれば、新しい画期的なサービスを生み出すこともできます。様々なことを試してみて下さい。
また、ブログやサイトでアクセスアップをするには、はてなブックマーク以外にも検索エンジン経由でのアクセスアップ方法もあります。詳しくは、【5分で】ページランク5の被リンクを得る一番簡単な方法にも書いてありますので、あわせてご覧下さい。
拝啓
貴殿益々御活躍のこととつつしんでお慶び申します。
さて、コメントの方についてテーマを20字以内で納めるべきだとおもいます。
末筆ではありますが、私のコメントが役にたてれば何よりの幸です。
敬具
[…] 0からはてブ(はてなブックマーク)の数を劇的に増やしアクセスアップをする方法 […]
[…] IT起業アカデミアでも、0からはてブ(はてなブックマーク)の数を劇的に増やしアクセスアップをする方法で、下記のように書いています。 […]