ソーシャルゲーム、スマホゲーム全盛の2014年に、MMORPGの草分け的存在であるウルティマオンラインを改めてやってみました。かれこれ、12年ぶりです。
ウルティマオンラインは、とてつもなく自由度が高いMMORPG。
昨今のMMORPGやソーシャルゲームでも、ウルティマオンライン程自由度が高いゲームシステムはほとんど存在しません。
ウルティマオンラインの自由度の高さは、ウルティマシリーズのプロデューサーであるリチャード・ギャリオット(Richard Garriott)氏が、ゲームを作るというよりも、ワールドシミュレータを作るという設計でゲームデザインがされていることによります。
そのワールドシミュレータ的設計によって、どのくらい自由度が高くなるかというと、クエストを依頼しているNPCを倒して、身ぐるみを剥がすことができるぐらいゲーム内でユーザーができることの自由度が高いんです。
誇り高いはずの侍が、クエストを依頼している町の人を倒して、身ぐるみを剥がす図
左下に倒れているのが、クエストを依頼していたNPC(ノンプレイヤーキャラクター)です。そして、NPCを倒した後、そのNPCが持っていたアイテムを奪っている図がこの写真。
そのNPCが持っている所持金(ゴールド)はもちろん、NPCが履いていたであろうズボン、シャツ、肘当て、靴などのアイテムを手に入れることができる。
侍がただの山賊に成り下がっている気がしないでもないですが、ユーザーの判断によってはこういうゲームプレイもできるわけです。
但し、こういう悪行を繰り返すと、名声が下がり、カルマが増加し犯罪者となり、街に入れてもらえなくなったり、街のショップでアイテムの売買ができなくなったりするペナルティも負います。
様々なことができるけれど、それをやるかやらないかはすべてユーザーの判断次第というのが、2014年になっても面白さが全く色褪せずに独自の世界観を構築しているウルティマオンラインの魅力だなあと感じました。
おお、すげー!
まだサーバー稼働してたんですか!
>t.okuboさん
久々にブリタニアに来てみたのですが、家もあるし、人もいますね。
UOは1997年からですから、現在まで17年続いているオンラインサービスって凄いですよね。