ブログやWebサイトでアフィリエイトを行い実際に稼げるようには、4つの技術が必要になります。初心者がゼロから始めてもなかなか結果が出せないのは、これらの能力不足や実行力不足によるものが原因の大半を占めます。今回は、「ブログやウェブサイトで稼ぐために必要なスキル」についてお話します。
①Webサイトを構築できるスキル
ブログやWebサイトでアフィリエイトをやるなら、当然『ブログ』か『Webサイト(ホームページ)』を持つことが必要不可欠です。
ブログやWebサイトは、HTMLやCSSと呼ばれる言語を使って作られているため、Webサイトの見た目や内容を自分なりにカスタマイズできるようになるためには、どうしてもHTMLとCSSの知識が必要になってきます。
また、今日ではCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使って、Webサイトを作ることが一般的です。CMSには様々な種類がありますが、最も有名なのはWordPress(ワードプレス)です。WordPressは、世界中で多くの人達に使われており、全世界のウェブサイトの10%がWordPressを使って作られています。
これらのウェブサイト構築は、ビジュアルデザインを行うWebデザイナーや、CMSのカスタマイズを行うエンジニアが担当する分野です。
HTML, CSS, WordPress,どれも一つの専門分野なので全てを学ぼうとするといくら時間があっても足りません。そこでまずは、『自分のWebサイトを持っていない状態』から、『自分のWebサイトを持っている状態』にすることに専念しましょう。
②コンテンツライティングスキル
コンテンツの制作やブログで主となる文章作成などは、ライターの仕事です。どのような記事が必要とされているかという企画段階から、読まれやすい記事にするための構成、実際の文章執筆などを主に行います。
ブログにおけるコンテンツとは、『記事そのもの』ですので、このライティングスキルがあることがブログで稼ぐためには必要不可欠です。ブログでのコンテンツには文章以外にも様々なものがありますが、現在のインターネットの状況ではテキストコンテンツがかなり強いので、ライティングスキルなしにブログで稼ぐのは難しいです。
また、書くことが苦手、得意ではない、書きたいことが特にない人も向いていません。逆にどんなニッチなテーマだったとしても「書くことが好き!」という人にはブログやウェブサイト運営は非常に向いています。
③集客マーケティングのスキル
1,2でWebサイトやブログができ、サイト内にコンテンツが増え始めて体裁が整ってくると、次はサイトやブログに人を呼び込まなければいけません。つまり、集客です。Webの世界では、アクセスアップやSEO、Webマーケティング、PPC、ソーシャルメディアなどがこの分野で扱う主なものになります。これは、Webマーケッターの仕事です。
作ったブログやWebサイトに、SEO(検索エンジン最適化)やTwitterやFacebookといったソーシャルメディア、リスティング広告(PPC広告)などを活用して、Webサイトのアクセスアップを行い、サイトの価値を日々高めていく必要があります。
④Webサイトを分析するスキル
そして、最後が完成し、それなりにアクセスが出てきたウェブサイトを分析する、アナリストのスキルです。これは主に、アクセス解析を主としていて、アクセス解析結果から得られたデータを基に、サイトの改善やコンテンツの拡充、導線の修正などを行い、サイトの永続的な価値を高めていきます。
ここで発見した知見が、次の成長を生み出していきますので、非常に重要な部分です。それなりにアクセスはあるけど、なかなか成長していかないというときは分析、改善がうまくいってないということもよくあります。
サラリーマンでいると、これら4つの技術すべてを習得するのは難しい。
一般的にWeb系の事業会社では、これらはすべてそれぞれの専門家による分業制で行われています。サラリーマンが集まる会社組織というのは、ある程度成長すれば基本的に分業制となります。そして、分業制とは、個々人でやることの専門分野を決め、そうすることで業務効率を高めるための手法です。
会社にとっては経営効率を改善できるので、分業制はメリットがありますが、個人レベルでは一つのものを仕上げるために必要となるスキルを修得する機会は減るので、自分一人でゼロからブログで稼ごうとするときは、自分に足りないスキルは適宜補っていく必要があります。
自分で学ぶも良し、クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどで外注するも良し、ですが、初めの段階ではまずは一通り自分で経験してみて、Webサイト運営、ブログ運営に必要となる業務の全体像を把握することをおすすめします。
その後、自分が弱い部分、得意でない部分は、必要な方に任せていくのが良いでしょう。始めから楽をしようとして、人数を増やしてしまうと様々な面でメリットよりもデメリットが大きくなっていきますので、サイトの成長の段階に応じて判断していくのが望ましいです。